
わたし
一緒におとぎ話作らない?

GEMINI
もちろんです!いくつかアイデアを出させてください。例えば、言葉を話せるフクロウと、特別な嗅覚を持つリスのコンビで、主人公の冒険をサポートする。臆病なハリネズミが、勇敢なモグラの助けを借りて、成長していく物語。
これらの動物たちに、少しだけ魔法のような特別な能力を与えることで、おとぎ話の世界観を広げることができます。
どんな動物たちが登場するおとぎ話にしましょうか?

わたし
フクロウとハリネズミが出てくるイソップ童話みたいな話はどうかな?

GEMINI
いいですね!おとぼけなフクロウと臆病なハリネズミが登場するイソップ童話風のお話、考えてみました。

わたし
フクロウは賢いキャラクターにしよう
話し合った結果生まれたのが
以下のストーリーだった
深い森の中に、物知り顔のフクロウのリブロと、ちょっぴり臆病なハリネズミのエッジが住んでいましたリブロはいつも、「ワタシは森で一番の物知り!誰よりもたくさんのことを知っている」と自慢ばかり。一方のエッジは、臆病ながらも森の仲間のことを考える優しい心の持ち主でした。
ある日、森の動物たちが集まる広場で、知恵くらべが開催されることになりました。
自信満々のリブロは、真っ先に翼を挙げ、「どんな難問でも、このリブロにかかれば朝飯前さ!」と豪語します。エッジは、そんなリブロの姿を見て、「すごいなぁ…僕には無理だよ…」と、すっかり自信をなくしていました。
最初の問題は【一番遠くのものを見つけてくること】です。
リブロは得意げに羽ばたいて空へと舞い上がり、颯爽と遠くの景色を探しに行きました。
エッジは、地面を這いつくばり、近くの草むらを調べていると、そこにはキラキラと光る宝石のように美しい石がありました。仲間たちはエッジの石を眺め、こんなにキラキラしているのだから、空から落ちてきたお星さまに違いないと口々に言いました。
リブロは疲れ果てて戻ってきましたが、何も持ってはいませんでした。遠くの森に降り立って色々なものを見つけても、自分たちの森に棲んでいるものと変わりません。それが遠くのものであると証明できるものを何も持って帰ってくることができなかったのです。
次の問題は【一番重いものを見つけてくること】でした。
リブロは森で一番大きな岩のある場所まで一目散に向かうと、なんとか転がそうとしましたが全く歯が立ちません。ありったけの知識を総動員しても小さなフクロウのリブロにできることは限られていました。
その頃、エッジは、森の小さな仲間たちと協力して、クマでも抱えきれないほど大きな大きなキノコを運んでいました。リブロの狙う岩には到底かなわなくても、誰もが驚く大きさのキノコです。
最後の問題は【一番大切なものを見つけてくること】でした。
焦ったリブロは、素早く飛び去ると、方々で美しい果物や珍しい花を探しましたが、どれもピンときません。
エッジは森の仲間たちを見渡すと、ここで一緒にキノコを食べてお話しようと提案しました。みんなと笑顔で集まっている時間が、エッジの中で一番大切なことだったのです。
リブロは自分の知識ばかりを頼りに、周りのことを見ようとしていなかったことに気づきました。
エッジは自分にできることはコツコツとまじめに取り組み、一人で解決できそうにないことは周りの仲間たちと協力し、問題を解決したのです。
リブロは自分の傲慢な態度を仲間たちに謝り、慎重で仲間想いのエッジに尊敬の言葉をかけました。
エッジは笑顔で答えました。
「僕は、どこまでも飛んでいけるリブロさんの自由な翼と、深い知識を尊敬しています。もっとお話ししたいと思っていました」
それ以来、リブロは自慢ばかりせず、エッジや森の仲間たちの意見にも耳を傾けるようになりました。
エッジを背中に乗せて遠くの美しい景色を眺め、森の仲間たちへたくさんのお土産を持って帰ることだってあります。
小さく臆病だったエッジも少しずつ自信をつけ、勇敢なハリネズミとして成長していきました。
今ではすっかり互いの良き理解者となり、リブロとエッジは頼りになる森の名コンビとなったのでした。