
わたし
破天荒な話が読みたい

GEMINI
いくつか考えてみました

わたし
1と5をマッシュアップしてワニを登場させて
話し合った結果生まれたのが
以下のストーリーだった
足を踏み入れた瞬間、目を疑うような光景が広がっていた。
見渡す限りありとあらゆる色と素材の靴下で埋め尽くされている。
まるで、誰かが世界中の靴下を集めて、巨大なパッチワークを作ったかのようだった。
カシミヤの優雅な囁き、ウールの素朴な呟き、そしてナイロンの無機質な笑い声が、奇妙なオーケストラを奏でている。
ふと、足元に冷たい湿気がまとわりついた。
見れば、巨大なワニがぬらりと現れ、まるでプールを泳ぐように、靴下の海を悠々と進んでいる。
そのワニはただのワニではなかった。その口からは、砂時計のようにサラサラと砂がこぼれ落ちている。
それは、この世界の「時間泥棒」と呼ばれる存在だった。
時折、秒針が長針と重なる瞬間にワニは大量の靴下を空から降らせた。
その度に、世界の時間はふらふらと乱れ、秩序を失っていく。
ワニは一匹ではなかった。それぞれが歯車のように一定の間隔で現れ、時間を狂わせていく。
私は完全に迷宮に迷い込んでいた。
ワニたちは落ちてくる靴下を、まるで宝物のようにせっせと集め、ペアを作っていた。
そして、それを動力源にして、見たこともないような巨大な時計を操っているのだ。
その時計は、世界の時間を操り、捻じ曲げるための、悪魔の楽器だ。
私は、ワニたちが見逃した、片方だけの靴下を拾い集め、彼らの巣窟である巨大な洗濯機に投げ込んだ。
すると、轟音とともに洗濯機が爆発し、中から湯気を立てるティーポットが現れた。
それは、凝縮された時間が詰まった、ティーポットだった。
ティーポットを手に、私は迷宮の奥へと進んだ。
そこは、常識では考えられない光景や、奇妙な生き物で溢れていた。
過去の私が未来の私と卓球をしていたり、恐竜時代のワニがせっせと靴下を干していたり。
首の長い古代のワニたちや私たちとティーパーティーを開き、未来都市では空飛ぶタクシーに乗ったりもした。
私は、過去と未来を自由に行き来する、時間の旅人になっていた。
迷宮の最深部に辿り着くと、そこには時間泥棒の王であるカメが眠っていた。
王は、私の足音に目を覚ますと、靴下で守られた巨大な甲羅を武器に、私に襲いかかってきた。
慌てた私は咄嗟にティーポットから熱々の時間を解き放ち、岩のように大きな王を粉々に撃ち砕いた
その瞬間、迷宮は轟音と共に崩壊し始めた。
失われた時間はすべて、虹色の泡となって空に舞い上がっていく。
そして、私は現実世界へと戻ってきた。どうやら、長く奇妙な夢を見ていたようだ。
洗濯物を取り込もうとテラスに出ると、干していた靴下がすべて、片方だけなくなっていた。

わたし
できあがったのはいいけど、アツアツの時間てなんだろう…